5つの強み

私たちは次の5つの強みを最大限に活かし、モノとサービスを主体とした医療機関向けのサービスベンダーから、
経営を革新するヘルスケア領域におけるモノとサービスのプラットフォーマーへと進化を遂げます。

グループ経営の推進で狙うさらなる進化

2022年4月、エム・シー・ヘルスケアグループは組織体制を大幅に刷新し、グループ4社を束ねるホールディングス体制に移行しました。これにより、各社の特性を活かしたビジネスへの取り組みはさらに加速します。さらに各社の連携も強化し、さまざまな事業を生み出しながら進化していきます。超高齢社会の到来は、医療提供体制の変革と医療機関の収益構造の変化を促すことに間違いはありません。診断や医療技術の進歩、医療従事者の働き方改革など、対処すべきテーマは増える一方です。経営にも機敏さと柔軟性が求められます。だからこそ私たちは今まで以上にグループ経営による企業間連携を強化していきます。

医療現場を支えるインフラ企業

エム・シー・ヘルスケアは全国の急性期医療を支える医療機関と契約し、製品やサービスをお届けすることにとどまらず全国規模での共同購入も展開してきました。エム・シー・メディカル、日本メディカルネクストは外科、整形外科、泌尿器科、婦人科、麻酔科、呼吸器、頭頚部に加え、消化器内科、脳神経外科、循環器内科など新たな診療科を拡大しながら海外の医療機器を提供し続けています。しかし、わたしたちの挑戦に終わりはありません。これからも医療を取り巻く現実を踏まえ、既存事業の拡大、新規事業の立ち上げに挑み続けます。なぜなら、それが現場を支えるインフラ企業の務めだからです。私たちが止まれば医療現場も止まる。その想いが私たちの原動力です。

現場のニーズに応える多様なビジネス

私たちがなぜ、医療材料や医療機器の提供に留まらず、医薬品や医療材料の調達・管理、共同購入、医療機器の調達支援・一括保守、病院DX推進Web事業、病院経営の改善支援と、多彩な事業を展開してこれたのか。それは、医療従事者の立場に立って、真のパートナーとして共に未来を描き、挑戦と変革を続けてきたからです。私たちは医療機関の負担軽減と医療の質の向上を常に目的としています。医療機関が直面する課題は、これからますます複雑かつ高度になっていきます。当然、私たちへの期待も高まっていくはずです。医療現場のニーズにいかに応えるか。私たちはこれからも模索し続けます。

三菱商事の世界的ネットワーク。

エム・シー・ヘルスケアグループは、三菱商事グループのヘルスケア領域における中核企業です。三菱商事が世界中に張り巡らせた広大なビジネスネットワークは、国境や業界を超えたビジネス情報の収集、さらに国内未上陸製品の輸入や国内外における新規ビジネスの早期立ち上げの面で大いに役立っています。これは同業他社には持ち得ない強力なアドバンテージです。世界各国で、さまざまなビジネスを展開する三菱商事のバックアップがあるからこそ、私たちは医療業界で特徴的な立ち位置を築くことができています。

不測の事態にも即応可能な充実の拠点網

圧倒的な実績、恵まれたビジネス環境があったとしても、現状に満足していてはこれらを活かしきることはできません。エム・シー・ヘルスケアグループ各社は、全国各地に拠点を開設。平時、災害時などの緊急事態を問わず、当社の製品やサービスを安定的にお届けできる即応体制を整えビジネスを展開しています。特に災害時には製品やサービスの供給にとどまらず、医療機関に必要な支援を可能な限り行いたいと考えています。この体制を支えているのは、もちろん仕事への情熱と実行力を兼ね備えた社員たち。医療を通じて社会を支える使命感、医療機関の期待を背に受け、今日もそれぞれの立場から各地の医療を支えています。