シーメンス製CT搭載車　完成披露式典実施のお知らせ

2025.02.26

シーメンス製CT搭載車　完成披露式典実施のお知らせ

2025年2月19日、株式会社フリール（代表取締役社長：坂根　睦章、以下：当社）は、シーメンスヘルスケア株式会社（代表取締役社長：櫻井　悟郎、以下：シーメンスヘルスケア社）の32列CT搭載車の完成披露式典を群馬日野自動車株式会社高崎支店にて開催いたしました。

今回搭載したシーメンスヘルスケア社のCT（SOMATOM go.Up）は、画像化に寄与しない無効被ばくをカットするTin filterにより、高画質でありながら、胸部レントゲン撮影と同等※の被ばく線量で検査が可能なCT装置です。着脱式のタブレットで操作が可能で、患者様のポジショニングから画像処理まで様々な工程をAIがサポートするなど、操作性にも優れています。

また、大型パワーゲートを装備し、ストレッチャーや車いすの患者様の対応も可能としながらも、車両全長を10.2ｍまで短縮したことで、日本の道路事情に適したサイズとなり、従前同様スムーズな移動を実現可能としています。さらに、検査室にデュアルインジェクターを装備しており、CT装置の高い性能を引き出す環境を作り出しております。

当社は、どこでも、だれもが、よりよい医療を受けられる社会を目指しています。これからも、必要な場所・時間・期間に応じて、必要な技術支援とともにＣＴ・ＭＲＩ搭載車両をレンタルする当社サービスを通じて、社会に貢献してまいります。

※Radiology. 2008 Jul;248(1) 254-63 によると一般的な胸部X線撮影の実効線量は0.1mSvとされています。