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代表挨拶
困難に共に立ち向かう
医療機関の最良のパートナー
エム・シー・ヘルスケアホールディングス株式会社 代表取締役社長 木村 真敏
すべては医療現場のために
エム・シー・ヘルスケアグループは、持株会社であるエム・シー・ヘルスケアホールディングス株式会社と4つの事業会社から構成されています。当グループでは、「社会への貢献」「持続的な成長」「志高い企業風土」という経営理念のもと、2030年のあり姿、「未来ビジョン2030」を掲げ、患者様、医療機関、医療従事者、そして社会に貢献するべく、さまざまな事業活動を行っています。
「医療材料の調達・管理」「共同購入」「医療機器の調達・保守」の3本柱で病院経営を支援するエム・シー・ヘルスケア株式会社、医療の質と安全の向上のため、最先端医療機器や良質な医療材料の開発・輸入・販売を行うエム・シー・メディカル株式会社、車載CT、MRIのレンタルサービスを通じて、地域医療、そして企業の健康経営に貢献する株式会社フリール。医療流通の川上から川下までをカバーし、確かな実績を持つこれら3社は連携しながらも、それぞれ独自のアプローチで医療現場を総合的にサポートしています。また、エム・シー・ヘルスケア中国(迈羲医疗器械(上海)有限公司)においては、日中間の医療の架け橋として、両国医療への貢献を目指した事業活動を行っています。
私たちの事業活動の根幹にあるのは、「すべては医療現場のために」という信念です。経営者から社員の一人ひとりまで、この信念のもと、医療機関が直面しているその時々の困難に共に立ち向かうことで、病院経営の効率化や医療の質と安全の向上を支援してきました。
医療現場の困難に寄添う(モノからコトへ)
2025年、日本では5人に1人が後期高齢者になるという、世界が経験したことがない社会が到来します。超高齢化に伴って増大する医療費を抑制する政策によって、病院経営の舵取りはますます難しくなると予想されます。それだけでなく、地域包括ケアシステムの構築や地域医療構想の進展のもと、病院の地域連携と機能再編を中心とした大きな改革が、今まさに進んでいます。そして、医師を始めとする医療従事者に対しても、働き方改革の波が押し寄せており、病院の人件費負担の増大とそれに対する経営効率化が求められています。
こうした背景のもと、医療現場では「モノ」だけではなく「コト」に対するニーズがますます高まっています。私たちは、医療材料の院内物流効率化、共同購入によるコスト削減、世界の最先端技術や特長のある医療機器・医療材料の開発・導入等、これまでに培ってきた急性期を担う医療機関へのサポートの更なる進化はもちろん、地域全体の医療経営の効率化や医療の質と安全への貢献も視野に入れて事業を推進して参ります。また、医療流通を最適化・効率化していくことも重要な使命であるものと考えています。
「持続可能な医療現場の実現」に向けて
エム・シー・ヘルスケアグループでは、2023年にサステナビリティ経営方針を定めました。事業活動を通じて8つのマテリアティ(重点課題)に取り組み、「持続可能な医療現場の実現」に貢献したいと考えています。
また、災害や新興感染症への対応は、医療機関にとって非常に関心の高いテーマです。当グループは、これまでにも多くの震災や水害、新興感染症へ対応して参りましたが、今後も継続的にBCPを見直し、運搬経路の確保、救援物資の戦略的な備蓄を行う等、緊急時に医療機関からの要望にお応えできるよう準備を進めています。
超高齢社会の到来、震災や水害、新興感染症の発生など、医療機関が直面する困難は、時代とともに変化します。医療業界全体の将来を見据え、医療現場のニーズをいち早く察知し、あらゆるソリューションサービスを提供することが私たちの使命と考えています。エム・シー・ヘルスケアグループは、今後も医療機関が直面するさまざまな困難に共に立ち向かい、社会に貢献して参ります。
以上
左から エム・シー・メディカル株式会社 代表取締役社長 井田 貴久、エム・シー・ヘルスケアホールディングス株式会社 代表取締役社長 木村 真敏、エム・シー・ヘルスケア株式会社 代表取締役社長 三池正泰