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【コラム】IBUKI SAGAMINO FARMで広がる「共に働く仲間」の新しいかたち――エム・シー・ヘルスケアホールディングスの屋内農園プロジェクト(前編)
(はじめに)
エム・シー・ヘルスケアホールディングス株式会社(以下、MCHホールディングス)が参画する「IBUKI SAGAMINO FARM」では、障がいのある仲間が安心して働ける環境づくりを進めながら、ハーブ栽培を中心とした屋内農園型の新しいワークプレイスを育てています。この農園で働くメンバーは、「単に雇用枠として存在する人」ではなく、それぞれの得意分野や個性を発揮しながら、チームとして共に支え合い、共に成長しています。IBUKIでの日々の活動には、当社の経営理念である「社会への貢献」「持続的な成長」「志高い企業風土」が確かに息づいています。本稿では、その取り組みの日々の様子と、この場で働く仲間たちがIBUKIで何を感じ、どのように成長しているかをお伝えしたいと思います。
■屋内農園への参画と、さがみ野拠点の概要
MCHホールディングスは、2023年4月よりスタートライン社が運営する屋内農園「IBUKI SAGAMINO FARM(神奈川県海老名市)」に2区画を借り、働くことの選択枠を拡げる場として、農園型ワークプレイスに取り組んでいます。
相鉄線「さがみ野」駅から徒歩数分という好立地にあり、開所半年という早い段階で入居を決めたことから、4社の共同利用企業の中でも古参として、そこに集うメンバー社員の成長とMCHグループ全社員に経営理念を浸透させるという目的を持ちながら、人事部の立場から寄り添ってきました。
農園では、スペアミント、ペパーミント、レモンバーム、アップルミント、オレンジミント、パイナップルミントといった6種のハーブに加え、赤しそ、バジル、レタス、ローズマリー、水菜などの無農薬野菜も栽培しています。栽培はレカトン(レンガを砕いた土)を用いた育成、収穫・乾燥・加工・包装まで行っており、虫の発生を防ぐため、花や実がつく植物は避けるなどのルールも整備しています。また、食品営業届の取得により品質管理体制も確立しており、社内外へ安心して提供できる環境を整えています。
■働く仲間を支える仕組みと、IBUKIならではの定着力
現在、IBUKIではMCHホールディングスとして約8名が勤務しており、日々の労務管理や健康状態の確認、作業量の調整などは品川本社の人事部が丁寧にサポートしています。この協働体制は、IBUKIの安定運用を支える大きな要素にもなっています。
一般的には、障がい者雇用の離職は1年以内に過半数に上ることが課題とされていますが、IBUKIでは2023年4月のスタートアップメンバーの多くが2年以上勤務を継続しており、離職は数名に留まっております。これは適切な伴走支援があれば長期的に安定した就労が可能であることを示しています。
また、収穫したハーブは、以下の用途で活用され、メンバーの誇りやモチベーションにもつながっています。
・来社されたお客様への贈答品
・取引先へのご挨拶品
・毎月、MCHグループで選ばれる16名のMVP受賞者への副賞
他には、本社、各拠点の社員が試飲できるようにしており、ハーブの香りに加え、IBUKIの取り組みへの社内関心も高まりました。さがみ野のメンバーが育てたハーブを、社内外で活用されていることは、私たちの誇りにもなっています。
社内外の見学者には収穫したばかりの生ハーブで入れたお茶がふるまわれる
≪後編に続く≫
(本記事は2025年11月に取材した内容に基づいています)
