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【コラム】子育てもキャリアアップも自然体で取り組む——制度と風土が後押しした管理職への挑戦(前編)

エム・シー・ヘルスケア株式会社
品質管理支援ユニット 副ユニットマネージャー 高橋さん

(はじめに)
エム・シー・ヘルスケア株式会社(MCH)では、子育てとキャリアの両立を支える制度整備と、支え合う風土づくりが進んでいます。そのなかで実際に管理職へ挑戦し、新しいキャリアを切り拓いたのが、品質管理支援ユニット 副ユニットマネージャーの高橋さんです。

二人のお子さんを育てながら、2025年4月に副ユニットマネージャーへ着任。現場と本社、両方で培った経験を糧に、いまは全国のサプライセンターを支える品質管理支援ユニットを率いています。家庭と両立しながら管理職はできるのか。そんな迷いや不安を抱えながらも、制度や上司、そしてチームの支えを得て一歩を踏み出した高橋さん。その歩みは、MCHに根づく「使える制度」と「支え合う風土」を体現しています。本記事では、高橋さんのキャリアの歩みと日々の働き方、そして後輩たちへのメッセージを通じて、MCHにおける女性活躍のリアルをお伝えします。

■「子育ては年齢では区切れない」という言葉に押されて

2024年の冬、高橋さんは上司から管理職資格試験の推薦を受けました。ちょうど下のお子さんが3歳になった頃で、二人とも小学生になってからの方がいいのではと迷っていたといいます。育児と仕事の両立に追われるなかで、管理職という新たな責任を担うことには不安がありました。

そのとき、上司からかけられた言葉がありました。「子育ては、子どもがまだ小さいから大変なのではありません。年齢ごとに苦労は違うし、年齢で区切れるものでもありません。管理職に挑戦するなら今でもいいのではないでしょうか」

その言葉に背中を押されるように管理職資格試験にエントリーし、見事試験に合格され2025年4月、高橋さんは副ユニットマネージャーに就任しました。もちろん、自分に務まるのだろうかという迷いや不安がなかったわけではありません。しかし同時に、制度と風土が支えてくれるという確信もありました。

■医療業界で働くことの意義と現場感覚

高橋さんがMCHに入社したのは2010年11月。配属先は横浜拠点(横浜市旭区、現在は関東物流センターに統合)でした。前職は服飾関連企業で製造に携わり、洋裁は一通りできるといいます。その後、一般企業で経理を経験し、MCHが3社目。医療業界は未経験からのスタートでした。

「医療のことは右も左も分からない状態でしたが、拠点で病院や現場と直接やり取りするうちに、自然と知識が身についていきました。本社勤務であれば、意識的に医療の知識をキャッチアップしなくてはならなかった部分もあるかもしれませんが、現場では日々のやり取りそのものが学びになったと思います。」
サプライセンターを拠点とする現場の仕事は、病院にものを届けることが中心です。しかし、その先には必ず患者さんや医療従事者がいます。納品の先を想像しながら正確に業務を進めるという姿勢は、チーム全体に自然に浸透していました。

「医療材料の取り扱いは一つのミスも許されません。だからこそ、患者さんや医療従事者につながっているという実感が腹落ちし、強い使命感ややりがいにつながりました。繁忙期は激務といえるほどで、常に緊張感もありましたが、その分学びも多かったですね。」
現場で積み重ねたこうした経験の一つひとつが、のちのマネジメントや品質管理の視点へとつながっていきます。

≪後編へつづく≫

(本記事は2025年8月に取材した内容に基づいています)