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【コラム】医療現場の実務経験を活かしてエム・シー・ヘルスケアに中途入社―熊本から全国の病院を支える(後編)
エム・シー・ヘルスケア株式会社
事業開発部 手術室支援ユニット 内田さん
■前編はこちらからご覧いただけます。
■家族とともに築く 働く安心と暮らしのリズム
3人の子どもを育てながら、熊本で仕事を続ける。そんな内田さんの支えになっているのは、家族の理解と協力です。
手術室勤務時代は夜間の緊急オペも多く、家族も「お母さんは仕事でいないことがある」と自然に受け入れてきたといいます。その延長線上に、いまのリモートワークや出張のスタイルがあるそうです。「仕事だから仕方ない」ではなく、「お母さんががんばっているから大丈夫」と思ってくれる、家族の信頼が何よりの励みになっています。
出張の日は、少しでも子どもたちが安心して過ごせるように、ささやかな工夫をしています。宿泊先からネット通話をつなぎっぱなしにしておき、お子さんが寝るまでお母さんの声が聞けるようにしているのです。
「離れていても、いつでも声をかけられると思うと安心するみたいです。いまは通話代も気にせず使えますし、何より子どもたちが落ち着いて眠れるんです」と微笑む。母親としての時間、働く自分としての時間、どちらの時間も手放さない。それは、効率や制度の話ではなく、毎日の生活の積み重ねから生まれた内田さんのリズムそのものです。
「完璧に両立しようと思うと無理があります。でも、助けてもらえるところは素直に頼る。家族も同僚も、支えてくれる人がいるから続けてこられました。」
もちろん、家庭と仕事の両立を支えているのは、家族だけではありません。リモートでも意見を言いやすい雰囲気、相談しやすい上司、互いを気遣いながら働けるチームという土壌が、日々の安心を支えています。
■次の挑戦へ――医療データがつなぐ未来
入社から3年目となった今。これまでを振り返ると、日々の仕事の中で「チームで成果を生み出すことの楽しさ」を実感するようになったと内田さんは話します。
「みんなで知恵を出し合って、助け合いながら、一つひとつの分析レポートを完成させていく。その過程がすごく好きなんです。自分ひとりではできないことも、仲間と一緒なら形にできる。納品を終えた瞬間に感じる達成感が、次への原動力になります。」
手術室やカテーテル室の稼働分析、収支報告といった日々の業務には、地道な積み重ねとチームの信頼があります。それぞれの専門性を持ち寄り、病院の現場に役立つ形で成果を届けることが、内田さんにとってのやりがいです。
「誰かが困っていたら、自然に手を貸す。そんな雰囲気の中で働けるのが、この職場のいいところだと思います。」
こうした連携がリモート環境でも滞りなく機能しているのは、MCHの堅実なITインフラと、社員一人ひとりのモラルの高さがあってこそです。「離れていても信頼できる」という前提が、働く安心と成果の両立を支えています。
一方で、リモートだけに完結しない働き方も大切にしています。出張で現場を訪れると、医療従事者の表情や病院の空気から新たな気づきを得ることも多いです。「画面の向こうで見ていたデータの一つひとつが、実際の現場でどんな意味を持つのか。それを肌で感じることができるのが、出張の醍醐味」と語ります。
これから挑戦したいのは、データを活用した医療経営支援や、医療機器の稼働最適化など、より広い視点での仕組みづくり。「機械やデータを扱う臨床工学技士としての知識を活かして、医療のムダを減らしたいです。熊本にいても全国とつながることができる――そんな働き方をもっと広めていけたら」と今後の展開を見据えます。
熊本という地に根を下ろしながら、全国の病院を支える。その姿には、場所にとらわれず専門性を活かして働くという、MCHの新しい価値観が息づいています。堅実なインフラのもとで、チームと信頼を育みながら成果を生み出す。献身的でありながら、自ら進んで挑戦を重ねる姿は、これからの働き方のロールモデルといえるでしょう。
(本記事は2025年10月に取材した内容に基づいています)
