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【コラム】開発部門を率いて、家庭もキャリアも自分らしく——R&Dユニットマネージャーの挑戦(前編)
エム・シー・ヘルスケア株式会社
センター業務支援部 R&Dユニット ユニットマネージャー 平間さん
(はじめに)
エム・シー・ヘルスケア株式会社(MCH)のR&Dユニットは、現場の声を活かしながら新しい仕組みを生み出す開発部門です。その中心で、チームを導くのがセンター業務支援部 R&Dユニット ユニットマネージャーの平間さん。既存の仕組みを磨き上げ、ゼロから新しい仕組みを立ち上げる開発の最前線で、メンバーの力を束ねて成果へとつなげています。一児の母として家庭と仕事を両立しながら、柔軟な働き方を活かして挑戦を重ねる姿は、自然体でありながら確かなリーダーシップに満ちています。
「自分で選んだ挑戦」としての管理職
2020年2月に出産し、同年10月には保育園が見つかったことをきっかけに、平間さんは当初の予定よりも早い期間で育休を切り上げて復職しました。もともと管理職を志したことはありませんでしたが、2021年、上司から推薦を受け、管理職試験に挑む機会が訪れます。
当時の平間さんは、一人のプレイヤーとして成果を積み上げることに集中していました。与えられたタスクを確実に形にし、「目標となるアウトプットをどこまで高められるか」を追い続ける毎日。チーム全体の成果やマネジメントは、まだ意識の外にありました。
ところが、昇格試験を意識するようになってから、考え方が少しずつ変わっていきます。「複数の業務を同時に動かし、チームの力を束ねるマルチタスクの職位って、意外と面白いのかもしれない」と感じるようになったといいます。
「自分で目標を決められる立場だからこそ、やりたいことを実現できる可能性が高まる。そう思ったら、挑戦してみたくなりました。」
それでも、まったく不安がなかったわけではありません。「仲間の人生に責任を持てるのか」と迷ったとき、上司からかけられた言葉が背中を押しました。「平間さんはそのままでいい。変える必要はない」という上司からの言葉は、これまでの姿勢や人との向き合い方を肯定するものでした。ありのままの自分を信じて進めばいい――その確信が、平間さんのリーダーシップの原点になっています。
R&Dユニット 現場から生まれた開発部門
もともとR&Dユニットは、業務改善ユニットの一部として活動していました。しかし、特に医療材料や医薬品に関するコンプライアンス対応の厳格化を受け、現場の業務改善が思うように進まない状況が続いていました。そこで、業務改善と新規開発の機能を切り出し、新たに「開発」に特化したセクションとして開設されたのがR&Dユニットです。
ゼロから仕組みを立ち上げる役割(ゼロイチ)を担う形で、2023年に独立・発足しました。現在は6人体制で、改善への強い意欲を持ったメンバーが、試行錯誤を重ねながら、自ら仕組みを構築していく推進力のあるチームとして活動しています。その中でリーダーを務める平間さんは、組織立ち上げ期の多くの課題に正面から向き合い、一つひとつ乗り越えながら、チームを着実に前進させてきました。
新規事業の立ち上げは、想像以上に困難を伴うものです。まず、平間さんを中心に11病院・約40名の医療従事者に対して丁寧にヒアリングを実施し、医療現場の「コアニーズ」、つまり本質的な課題や需要を抽出することから始めました。
当初は「プロダクトアウト」の発想で、独自のオーダーシステムを開発しようと考えていました。既存の市場にあるシステムをMCHらしくカスタマイズすれば良いと考えていたのです。しかし、検討を進める中で、それでは競合優位性が乏しく、机上の空論で終わる可能性が高いことに気づきました。
そこで大きく「マーケットイン」の視点へと転換し、現場のリアルな声やニーズを丁寧に汲み取りながら、開発を進めるアプローチへとシフト。ニーズに即したプロダクトを形にすることで、真に価値あるサービスの創出を目指しています。
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(本記事は2025年8月に取材した内容に基づいています)
