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【コラム】開発部門を率いて、家庭もキャリアも自分らしく——R&Dユニットマネージャーの挑戦(後編)

エム・シー・ヘルスケア株式会社
センター業務支援部 R&Dユニット ユニットマネージャー 平間さん

■001の前編はこちらからご覧いただけます。

制度と風土が背中を押す

エム・シー・ヘルスケア株式会社(MCH)には、育児短時間勤務や時差出勤、在宅勤務などの柔軟な制度が整っています。それ以上に大きいのは、制度を使うことを前提とした風土が根づいていることです。人事制度や休暇制度が上場企業と同水準に整備され、働く環境としての安心感がしっかりと支えになっています。

判断を求められる立場になると、休むと仕事が止まってしまうこともあります。平間さんは、「在宅勤務認められる条件を満たせていれば子どもの都合があっても、スケジュールを変更せずに対応できる点が大きな安心になる」と話します。

出社勤務を基本にしているのは、対面であれば細かなニュアンスや背景を含めたコミュニケーションが取りやすく、社内の動きや雰囲気の変化にもすぐに気づけるからです。一方で、お子さんの体調の変化や幼稚園の送迎、ベビーシッターの都合など、予期せぬ出来事にも対応できる在宅勤務という選択肢も大きな支えになっています。制度としての選択肢があること自体が心理的な安心感を生み、いざとなれば業務終了後すぐに自分で子どもの面倒を見られるという備えが、日常の挑戦を支える土台になっています。

チーム運営においても、平間さんは温度感を直接伝えることを意識しています。制度があるだけでは十分ではなく、それを安心して使える雰囲気を育むことが、挑戦を後押しする基盤になると考えています。

その基盤をさらに強くしているのが、副ユニットマネージャーの存在です。現場に寄り添い、管理を丁寧に支えてくれる副ユニットマネージャーが「守り」を担うことで、平間さんは迷わず「攻め」に集中できるといいます。守りを固めてくれる人がいるからこそ、思い切った挑戦ができるし、役割分担があるからこそ、チーム全体が前に進む力を持てるのです。

制度、風土、そしてチームの信頼。この三つの要素がそろっているからこそ、R&Dユニットは安心のもとで果敢に挑戦を続けられます。そのバランスを保ちながら前へ進む平間さんの姿は、MCHという組織全体の強さを映し出しています。

家庭と仕事、どちらにも本気で向き合う

一児の母として、家庭との両立は日々の大きなテーマです。夫との協力に加え、ベビーシッターや家事代行といった外部サービスも活用しながら、健やかに働き続けるための環境を整えています。

「全部を自分で背負うと身体と心がもちません。頼れるところは頼る。必要な外部支援を受けながら自分が納得できる働き方ができるなら、それは削るべきでない投資だと思っています。」

家庭も仕事も、どちらかを犠牲にするのではなく、どちらにも本気で向き合う。こうした基本的なスタンスが平間さんの働き方の根底にあります。制度や風土、チームの支えを上手に活かしながら、子育てと管理職の両立を前向きに楽しむことができる。大変さと同じくらい大きな充実感を感じられるのは、その柔軟さと覚悟の両方があるからです。

最近、ユニットマネージャーとして意識しているのは、次の世代にこの役職を「目指してみたい」と思ってもらえる存在であること。自分の成果を追うだけでなく、周囲が働きやすく、挑戦しやすい環境をつくることを大切にしています。会社には挑戦を支える制度が整い、モラルの高い仲間たちがいます。だからこそ、自分が納得できるなら一歩を踏み出してほしい。制度を遠慮なく使いながら、自分のキャリアを描いていってほしいという思いが根底にあります。

「R&Dユニットの成果をしっかり出すことが何より大事。でも同時に、次の世代が安心して挑戦できるように環境を整えることも、自分にできる大切な役割のひとつだと思っています。」

仕事を通じて成果を追いながら、家庭や仲間との時間も大切にする。その両方を自然体で続ける姿は、MCHにおける一つの女性管理職の在り方を示しています。平間さんの歩みは、これからの時代に求められるロールモデルの一つを体現しているのではないでしょうか。

(本記事は2025年8月に取材した内容に基づいています)