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2023年度 防災総合訓練

エム・シー・ヘルスケアグループでは、毎年、様々な状況を想定した防災総合訓練を行っており、事業継続を行う上での課題などを検証し、総合的な災害対応力の強化を図っています。

今年度は、2023年9月20日(水)に埼玉県三郷市にあるエム・シー・ヘルスケアの関東物流センターにおける火災を想定した防災総合訓練を行いました。

2023年 防災総合訓練について

今年度は、拠点内での火災発生という、これまで実施してきた自然災害を想定した訓練とは異なる状況を想定し、緊急対策本部設置、初動対応、復旧支援対応までの総合的な訓練を実施しました。

また、20日の防災総合訓練に先立ち、9月13日(水)には、火災発生想定拠点である関東物流センターにおいて、87名の従業員が参加する避難訓練を実施し、より実践的な訓練となりました。

【火災発生状況および被害状況の想定】

  1. 関東物流センター内の商品倉庫にて漏電による火災が発生(約1時間後に鎮火)
  2. 防火シャッターの作動により延焼範囲は一部区画のみに止まったが、延焼区画の商品(病院出荷用の医療材料)および商品棚が焼失
  3. 出火後、従業員は直ちに避難し負傷者はなし
  4. 当日のメーカー等からの商品入荷および顧客病院への出荷を停止

【訓練内容】

  1. 関東物流センターでの避難訓練(通報、初期消火、避難、点呼による安否確認)
  2. 緊急対策本部の設置
  3. メーカー・ディーラーからの商品入荷対応
  4. 顧客病院への商品出荷対応
  5. 通常オペレーションへの復旧支援

▼会議室とWEBでのハイブリッド形式による緊急対策本部会議の様子

▼関東物流センターでの避難訓練の様子

まとめ

今回の防災総合訓練を通して、日頃から自然災害だけでなく、火災や事故などを含む様々な非常事態を想定した体制整備や事前準備が必要であることを再認識いたしました。

エム・シー・ヘルスケアグループは、非常時においても医療を止めることがないよう、安定した医療材料等の供給を続けることを目指し、今後もあらゆる状況を想定した訓練を定期的に実施してまいります。

▼災害対応に関するこれまでの取り組み
2022.09.22 2022年度 防災総合訓練
2021.09.15 2021年度 防災総合訓練
2020.09.11 2020年度 防災総合訓練
2019.10.01 2019年度 防災総合訓練
2018.12.10 ヘリコプターによる災害時の医療材料等輸送訓練
2018.02.26 熊本地震での対応について